ヤマハの木製玄関ドアの塗装には技術と経験が必要不可欠

木製玄関ドアの塗装のご依頼を頂きました。
埼玉県からヤマハ玄関ドア再塗装のご依頼になります。
「おいくらかかりますか?」とご質問されました。
皆さんが一番 気になるのはやはり「お値段」かと思います。
なので このような疑問をお持ちの方に分かりやすくご説明致します。

他の施工例のページにも数々書かせて頂いております。
正直申し上げると、(もういいでしょう!そんなに毎回言うべきか!?)と 思うのですが、それでももう一度申し上げます。

木製の玄関ドアの再塗装は新品ドアと違って、様々なハードルがあります。

ドアの寸法、(大きさ)
ドアの形、ドアの装飾の有り無、
ドアの木地(素材)
ドアの製造年代
ドアの上に塗られた既存塗料
ドアの環境

と、これだけの条件があるのに、最後には

お客様のご希望の仕上がり!!!!

例え話しですが、20年前にスポーツ選手だった人が トラックに引かれて、
足を複雑骨折してしまいました。
「あの頃より年は取ったけど、やはり昔のように走りたい、金メダリストだったので、同じ様に走れるようになりたい!」
と医者にこのような話をしたところでどの様な答えを期待されるのでしょうか。
しかもお金もかけたくない。安く済む手術で、直ぐに退院できて、昔のように走れるように。丈夫な足に戻して下さいよ~!!

私がその医者なら患者さんにこう言います。
患者様がこの世ではなく、来生、生まれ変わったら 私の所に来てください,しかも若い時にね!年を取ってからではダメですよ・・(笑)

私の長年の思いですが。。。
「家具塗装の中でも玄関ドアの再塗装が一番難しい!」
いまだに学ぶ事が次々出てきます、おそらく永遠に続くのではないでしょうか。

古い物を蘇らせる、再生するには、そのものの性質、特徴を熟知していないとできません。
昨日今日でそれを理解することもできません。長年かけて経験し、知識を得なければ様々難関をクリアするのは難しいと思います。

古ければ古いほど、色々な問題を持ったドアが多い中、これを奇麗に再生させるにはどうしたらいいか、しかも奇麗に、長持ちもするように・・・。

「再生する作業は大変なこと」をご理解いただいて、仕上がりを喜んで頂けるお客様には「良いことできて良かった!」
と自分も満足し、充実感を得るのですが、世の中には様々な考えを持った方々がいらっしゃるので、そのようなありがたいお客様ばかりではありません。

正直言ってお断りした方が責任を負わずに済む分、自分は楽になります(笑)
お断りして、楽な仕事を選んだ方が身も心も楽です。
お断りするか、引き受けるべきか・・・ 毎回心の中に葛藤があるのが正直なところです。

しかしせっかく私達を指名した、話しもご理解頂けるお客様でしたら、できるだけの事を惜しみなく、させて頂きます。
今回のお客様も凄く親切で、ご理解高いお客様でしたので、状況を説明してから、全て導利さんにお任せします。
「自分が良いと思う様にやって下さい。」
と仰ったので、できるだけの事をやりました。
正直言いますと、毎回この作業をやる時に、お客様のドアではなく、自分家のドアだと思って、その気持ちで施工しております。

ヤマハ木製玄関ドア再塗装|施工前の状態

木製ヤマハ玄関ドア塗装工事前埼玉県
木製ヤマハ玄関ドア塗装施工前の一部埼玉県

玄関ドアを確認しに伺ったところ、想像していたよりも傷んでいて、せっかくの扉が残念な状態でした。

ヤマハの木製玄関ドアは日本国内では最高の木製ドア作りの技術を持った職人達に作られていたと思います。

 木製玄関ドアに何度も不適切な塗料の塗り重ねは危険です

ヤマハの玄関ドア施工前・ドアの過半の劣化状況
ヤマハの玄関ドア施工前・ドアのかぎ近くの難しい装飾

ヤマハ製の木製玄関ドアの中でもここまでの装飾を施されたドアは数少ないと思います。

木製ドアの塗装をよく知らないと、良からぬ塗料を適当に塗られてしまい、再生が困難になるケースが非常に多いです。
 プロの職人が工事に着手するなら、十分な知識と経験を積んでから挑んでほしい・・と常々思うことです。

玄関ドアを外して、弊社工場搬入

ヤマハの玄関ドアを工場に搬入
ヤマハの玄関ドア施工前・ドアの下部分はかなりの劣化と油系の塗料は見受けられる

今回はドアの状態や装飾の複雑さを考慮し、現場施工ではなく弊社工場へ搬入して作業することにしました。

木製ドアの塗装をよく知らないと、良からぬ塗料を適当に塗られてしまい、再生が困難になるケースが非常に多いです。
 プロの職人が工事に着手するなら、十分な知識と経験を積んでから挑んでほしい・・と常々思うことです。

しかし、この状況でも「長年の風雨に晒されながらも、ここまで頑丈に耐え抜くドアは「さすが日本製!」と高評価ものです。

木製玄関ドアの表面の塗料を取り除く作業

玄関ドア表面の剥離中、現れた 沢山な油(危険です)
木製ドアには油系の塗料ヲ塗ってはなりません。一時椎木なだけです

こちらの装飾からは、ベタベタと何層もの(何回も塗られたと思われる)塗料を取り除きました。装飾が装飾だけに、一筋縄では行かない作業で、結構苦労しました。

長年の経験で一般の塗装屋さんにでも見受け困難な状況が私達家具塗装など木製玄関ドア塗装45年の経験には、ここまで しなくとも、おおよそ (こうなるだろう!!)と判断がついていますが、今回は その判断と予想!もかなり上回る状況 を目にしました。(ビックリな状況でした)

木製ドアには油系の塗料を塗ってはなりません。一時椎木なだけです

木材の中に沢山な油! (今までのペンキやさん)が塗った 塗料から、木部に染み込んでいました。

当然なから、私達職人の出来る範囲モ限られているのですが、できるだけの事を毎回 させて頂いております。
正直言いますと、この装飾があることで、お引き受けするかどうするか悩んだくらいです(苦笑)

玄関ドアの素材を白木状態

ヤマハの木製ドアを綺麗な状態にしました
細かいところまでできるかで以前の塗料を取り除きました

全ての既存塗料を落とし、無垢の状態に戻しました。

白木になると新規のドアの様に奇麗です。

玄関ドア塗装工事が完成

ウレタン2液性でコーティング
塗装作業後。自然乾燥が必要不可欠

仕上げ作業完了し、乾燥部屋ないに置かれ、自然乾燥を待つだけ

ヤマハの木製玄関ドアを現地に戻しました

木製ヤマハの玄関ドア塗装完了・お客さとの記念撮影

完成!!
完成までに一か月かかりました
パクリ業者が多すぎる為、全ての工程をお見せできないのが残念に思います。

ドアを設置して完了!!
お客様もとても喜んで下さり、頑張った甲斐がありました!
一緒に記念撮影にご参加下さり、ありがたい限りです。
ドアもイキイキしています!☆☆☆☆☆彡