ペンキ塗りから木肌を蘇らせる。玄関ドア〈木製再生〉の実例紹介

木製玄関ドアのペンキを落とし・油処理・傷処理・ウレタン仕上げ

H2:ペンキに覆われた玄関ドアを、木の素肌へ蘇らせる工程。東京ホームペイント独自の玄関ドア再生技術
はじめに:ペンキで埋もれた木目を、もう一度「木の扉」へ戻したい

今回ご紹介する施工例は、
お客様が長年ペンキで使用されていた玄関ドアを
「本来の木の質感に戻したい」「ウレタン仕上げの高耐久な扉にしたい」
というご相談から始まりました。

外壁・環境・紫外線・雨の影響でペンキが劣化し、
ひび割れ・膨れ・退色・部分的な剥がれが多く見られる状態。

さらに、
一般業者による荒いサンディング傷(深い削り跡) や
内部まで浸透した汚れ・油分
など、木製ドア再生としては難易度の高い案件でした。

しかし、木製玄関ドア専門として45年以上の経験を持つ当社では、
素材の状態を正確に見極めながら、
木を削りすぎず、美しさを最大限に引き出す「繊細な素地調整」 を行い、
見事に木肌を蘇らせる仕上がりに導くことができました。

H2:剥離作業の実際(ペンキの劣化・深いサンダー傷・油ジミの発生)

ペンキ塗りされた玄関ドアをウレタン施工に変更・施工前1

弊社に運んで作業開始前

ペンキ塗りされた玄関ドアをウレタン施工に変更・作業所

長年の紫外線と雨でペンキ膜が劣化し、木部まで浸水した状態です。
一般のサンダーで深く削られた傷。木材自体を壊してしまう危険な施工例。

木部にしみ込んだ油分・汚れ。着色のムラや密着不良の原因になります。

ペンキ塗り木製玄関ドア・ペンキ剥がれ・油染み込みい

深いサンダー傷の残存

木製玄関ドア・間違えた削りの跡型

以前に削った跡が深く残り、
そのままでは 木の模様が壊れてしまうレベル の傷が多い状態。

木製玄関ドア・間違えた削りの跡型02

電動サンダーで力任せの削り跡@@

木製玄関ドア・深い削りの跡型

木材内部への油分・汚れの浸透。

木製玄関ドア・油とり除き処理中

ペンキ施工の際に付着した油、
日常の生活汚れが木の内部に浸透しており、通常の単純研磨では取れない難しさ。

H2:既存塗膜の除去と素地再生 ? 木を傷めず美しさを引き出す工程

木製玄関ドア・適切な削り方法で肌を調整

ペンキ層の丁寧な剥離

強く削るのではなく、
木目の方向に合わせた繊細な処理で、木の繊維を守りながら塗膜を除去。

木製ドア肌調整後

不必要に削らない技法・手作業に勝るものなし。

木材は一度削りすぎると、二度と元に戻りません。
東京ホームペイントでは
“必要最低限・最大効果”の素地調整 を行います。

木製ドア肌調整後02

これができる職人が非常に少ないのが現実です。

H2:数々の作業を行った後の仕上げ ? 木目の深さと透明感を取り戻す

木製玄関ドアウレタン仕上げ・綺麗な肌01

均一でムラのない仕上がり

吸い込みムラが出やすい木材でも、
木目を自然に立たせながら深みのある色合いへ。

透明感のあるウレタンクリア仕上げ

木製ドア肌クローズアップ

最終仕上げは
ウレタンクリアによる高耐久コーティング。

木目が美しく透けて見えるだけでなく、
雨・紫外線に強く、長期間にわたり美しい状態が続きます。

H2:施工完了 ・ペンキ塗りとは別次元の「木製玄関ドア」へ

木製玄関ドア再塗装完成

木の本来の表情がよみがえる

ペンキで埋もれていた木目が、
まるで新品の高級木製ドアのように復活。

深い艶・透明感・自然な仕上がり

ウレタン特有の透明感ある艶と、
木の色味が持つ柔らかさが両立した仕上がりに。

H2:東京ホームペイントが大切にしていること
 木を削りすぎない

(ほとんどの業者がここで失敗します)

素材に合った調整・下地づくり

(“下地の質=最終仕上げの美しさ”)

家具塗装レベルの技術を玄関ドアへ

(一般的な塗装とは工程がまったく異なります)

お客様の大切なドアを「一生もの」へ

(交換ではなく再生。環境にもお財布にも優しい)

まとめ:木の扉を蘇らせたいなら、専門職人へ

ペンキで何度も塗り重ねたドアでも、
深い傷が残ったドアでも、
油処理がされている難しい扉でも、

素材を正確に理解し、木を傷めずに再生する技術があれば蘇ります。

東京ホームペイントは45年以上、
木製玄関ドアの再生一筋。

「新品のように綺麗にしたい」
「交換ではなく再生したい」
という方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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