「塗装がここまで剥がれてしまった木製玄関ドアでも、きれいになるのでしょうか?」
今回は、下部を中心に塗膜が大きく剥がれた、アイカ工業製の木製玄関ドアを再塗装した事例をご紹介します。
施工前は、上部に塗膜が残る一方、下部では木部が露出するほど劣化が進んでいました。傷んだ部分に塗料を重ねるだけではなく、古い塗膜を細部まで除去し、下地から整え直す必要がある状態でした。
施工には4日間を要しました。木目を生かした色合いと艶を取り戻すまでの工程を、施工前・施工後の写真とともにご紹介します。
施工前の状態|下部に広がった塗膜剥がれ
玄関ドアの上部には塗膜が残っていましたが、下部では広範囲に剥がれが生じていました。全体写真と下部の拡大写真を比べると、同じ扉でも場所によって傷み方が大きく異なることが分かります。


再塗装の工程|古い塗膜を取り除き、木部から整える
今回の工事では、剥がれた箇所だけを塗り足すのではなく、塗装する面の古い塗膜を全面的に除去しました。
劣化した塗膜が残る状態では、その上に塗料を重ねても、下地の傷みを解消することはできません。まずは木部の状態を確認できるところまで塗膜を取り除き、再塗装の土台を作ります。


塗膜除去後|木部が現れた状態
細い溝や装飾部分まで処理し、下地を整える


この玄関ドアには、鏡板の周囲やガラスまわりに細かな段差や溝があります。平らな面だけでなく、こうした部分に残る古い塗膜も丁寧に取り除きました。
装飾の輪郭を傷めないように処理しながら、木部の表面を整えます。完成すると見えにくくなる作業ですが、木目を生かした仕上がりを支える大切な工程です。
再塗装後の仕上がり|傷んでいた下部にも木目と艶が戻りました


下地を整えた後、木目を生かす塗装を行いました。広範囲に塗膜が剥がれていた扉の下部にも、木の表情と落ち着いた艶が戻っています。
写真は、子扉と親扉それぞれの下部の仕上がりです。鏡板や周囲の装飾が際立ち、施工前とは大きく印象が変わりました。
取っ手まわりとガラス下の細部の仕上がり


毎日目にする取っ手や鍵のまわり、ガラス下の装飾部分もご覧ください。
全体写真では分かりにくい木目や塗膜の艶、細いモールの輪郭まで確認できます。玄関全体の印象だけでなく、近くで見たときの仕上がりも大切にしています。
4日間の施工を終え、アイカ製木製玄関ドアがよみがえりました

古い塗膜の除去から下地調整、再塗装まで、今回の施工には4日間を要しました。下部の塗膜が大きく剥がれていた玄関ドアも、木目と艶を取り戻し、玄関を引き立てる姿になりました。
施工を望んでくださった奥様には、完成した姿を大変喜んでいただきました。ご主人にも仕上がりをご覧いただき、再塗装による変化を実感していただけたことが、私たちにとってもうれしい出来事でした。
傷んだ玄関ドアにもう一度手をかけ、これからも使い続けていただく。そのお手伝いができ、職人としてやりがいを感じた工事です。
アイカ製木製玄関ドアの再塗装をご検討の方へ
塗膜が剥がれたり、木部が露出したりしている玄関ドアは、傷みが進む前に状態を確認することが大切です。
今回のように再塗装で再生できる場合もありますが、対応できるかどうかは、素材や木部の傷み、過去の塗装状態によって異なります。
東京ホームペイントでは、玄関ドア全体と傷んだ部分のお写真を拝見し、施工についてご案内しています。アイカ製木製玄関ドアの塗膜剥がれや色あせでお困りの方は、お問い合わせください。